アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。
母・あーちゃんが認知症だとわかる2~3年前のこと。ワフウフさん姉妹と買い物をしていたあーちゃんは、気に入った総レースのトップスを手に取って「これはどうやって着ればいいの? スケスケじゃない! 胸が見えちゃうわ!」と言いだしました。裏地のない総レースのトップスなので、インナーにタンクトップやキャミソールを着るのが普通ですが、ワフウフさん姉妹が何度説明しても伝わらず、イライラしてしまったことがありました。思い返してみると、これは認知症の症状だったのでは……と。もっと早く認知症を見つけていたら、進行を遅らせることができたのではないかと、ワフウフさんは考えずにはいられませんでした。
欲望のコントロールは難しいようで…
先日、ワフウフさん姉妹はあーちゃんと出かけていたのですが、土曜日ということもあって駅は大混雑。人の合間を縫って歩くような感じになり、歩くのが遅いあーちゃんと離れがちになってしまいました。途中でワフウフさんが「大丈夫? 迷子にならないでね」とあーちゃんの手を引くと、あーちゃんは「そんなにしょっちゅう声をかけられたりしないわよ~♡」とクネクネ……。どうやらあーちゃんは、自分がナンパされないかワフウフさんに心配されていると思ったようです。相変わらずモテ意識の強いあーちゃんの反応に、正直うんざりしたワフウフさんでしたが「ステキな人が声をかけてくるかもしれないよ!」と返してあげると、あーちゃんは目を輝かせてテンションはダダ上がり。ちょっと面倒くさいけれど、ワフウフさんはあーちゃんへの魔法の声がけを見つけた気がしていました。

施設の近くにある商店街を散歩すると、あーちゃんがいろいろなものを食べたがるので、毎回大変です。この日は、八百屋の「ゆでとうもろこし3本パック」に釘付けで……。

完全に足を止め、「おいしそう」とつぶやいていたかと思ったら……。

ポシェットからお財布を取り出して、とうもろこしへと近づいていきます。