
まあ、体型については事実だし、自分でも認めているのですが。

私は、認知症のあーちゃんを不安にさせたり傷つけたりしないように言葉を飲み込むことも多々あります。親が年老いて親子の力関係は変わっても、あーちゃんに気をつかってしまうのは変わりません。

もし私が、昔のあーちゃんのようにストレートにあれこれ言ったら、あーちゃんは自分だけが傷つけられた悲劇のヒロインみたいになって、大変だろうと思います……。
施設に入居して父に振り回されなくなってから、あーちゃんは穏やかで落ち着いています。しかし、いろいろなことが理解できなかったり、覚えていられなかったりするからなのか、ちょっと不安になりやすいと思うこともあります。そして、その不安感を拭うように、動物のキャラクターやぬいぐるみをやたらと愛でようとしている、80歳近いおばあちゃんが子どものような振る舞いをすることに抵抗を覚えます。
ちなみに、あーちゃんはお友だちとの約束のことで不安になっていたとき、姉・なーにゃんの「私が全部わかっているから! 全部ちゃんとやるから心配しないで!」という言葉を聞いて「私ってお姫さまみたいね♡」と、クネクネしながら喜んでいました。いくつになっても、構ってちゃんの甘ったれに見えてしまうのですが、それはもしかすると、無意識に今の自分から目をそらして現実逃避しているのかも……? と思っています。
そんなあーちゃんが、まだ認知症になる前のこと。会うたびに太ったと言われ、イラッとして「会うたびに言わないで!」と怒ったことがありました。あーちゃんは健康が心配だから言っている、家族じゃないとこんなふうには言えないと言っていたけれど、あえて言わなくていいこともあると思います。だから、私だって認知症のあーちゃんを不安にさせたり傷つけたりしてはいけないと思って、何度も言葉を飲み込んでいるのです……。あーちゃんには誰よりも気をつかうのは、昔から変わっていません。
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自分の親が、急にキャラクターやぬいぐるみを愛でるようになったら……と想像すると、抵抗を覚えてしまうのは無理もないですね。でも、それが不安感からきているものなら、早く原因を取り除いて、毎日穏やかに笑顔で過ごしてほしいです。
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