
ある日、孫の5歳の誕生日会を自宅で開くことになり、私は朝から張り切って準備をしていました。家族に喜んでもらいたくて、唐揚げやサラダ、ケーキまで用意し、あとは皆の到着を待つだけでした。息子夫婦からも「お願いします」と言われていたので、私なりに気持ちを込めて支度をしていたのです。
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楽しみにしていた誕生日会の準備
孫の誕生日を家で祝えることがうれしくて、私は料理の準備に力が入りました。好物だと聞いていた唐揚げをはじめ、食卓が華やかになるようにサラダも用意し、ケーキまで整えて、家族が気持ちよく過ごせるようにしていました。
もうすぐ皆が来る、そう思いながら待っていた時間は、とても楽しみなものでした。
到着早々に告げられたひと言
ところが当日、息子の妻は到着するなり、「今日は私の友だちも来るので、料理は全部こちらで仕切り直しますね」と言いました。そして、私が用意していた料理をキッチンの隅に寄せてしまったのです。
私は驚いて、「もう作ってあるのよ」と伝えました。すると、「うちの味付けと違うので……」と申し訳なさそうに返されましたが、正直、そのひと言はとてもショックでした。
息子も気まずそうな様子でしたが、その場の流れを変えることはできず、結局その日は、息子の妻の友人たちが持ち寄った料理を中心に誕生日会が進んでいきました。せっかく準備した私の料理に出番はありませんでした。
後日交わした言葉で気付いたこと
後日、息子の妻から「気をつかわせてしまってすみません」と謝られました。私も、その言葉を受けて「次は一緒に準備しましょうね」と伝えました。
それ以来、同じことが起きないように、事前に役割分担を決めるようになりました。あらかじめ話しておくだけで、お互いに戸惑うことも減り、気持ちよく集まれるようになったと感じています。
まとめ
善意であっても、相手には相手の考え方やこだわりがあるのだと、この出来事を通して実感しました。また、家族だからこそ遠慮し過ぎず、事前にきちんと話し合うことの大切さも学びました。お互いの気持ちを尊重しながら、無理なく付き合っていける関係を築くことが大事なのだと思います。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:山本和子/60代女性・主婦
イラスト:sawawa
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年4月)
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