アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。
母・あーちゃんが見せる、甘いものや果物に対する異常な執着に、ワフウフさん姉妹は困り果てています。お散歩中も、八百屋やパン屋の前で足が止まってしまうため、ワフウフさんはイライラが募って「本当に食べたい欲求がものすごいね! 見ていて尋常じゃないくらいだよ?」と言ってしまいました。こういうとき、あーちゃんの言い訳はたいてい「だってあそこの食事は、量が少ないのよ!」で、今回もそうかと思っていたのですが……。「私、あそこでちゃんと食べているんでしょうね!?」と、予想外の返答が……! 「でしょうね!?」ということは、食事をしたことを覚えていないということ……? と、ワフウフさんは衝撃を受けます。でも、そもそも食事をした記憶がないのであれば、食べ物への異常な執着も納得できると思ってしまいました。
ただお茶をしたかっただけなのに…
あーちゃんが施設で暮らし始めてから、半年がたちました。しかし、あーちゃんはいまだに自分の施設の場所がわからず、最寄りのバス停の名前も覚えられていません。もともと方向音痴とはいえ、それでは説明がつかないくらいに場所がわからなくなっているのです……。あーちゃんは、以前受けたMRIやSPECT検査の結果、前頭葉と側頭葉にかけて強い萎縮があることがわかっていて、典型的なアルツハイマー型認知症だと言われています。脳のどの部分がダメージを受けているかによって、出てくる症状は異なるようですが、どのくらいのスピードで萎縮がどこまで広がるのか、いつどんな変化を起こすのかはわからないため、ワフウフさん姉妹は常に恐怖を感じています。

先日、あーちゃんと出かけたときのこと。たくさん歩いたので、お茶でも飲んでひと休みしようということになりました。あーちゃんは、お店のスイーツに釘付けですが……。

持病の糖尿病の数値は悪くはないですが、ここのところ外食が続いていたことを考えると、好き放題に食べさせるわけにはいかないので、そう説明して「今日はやめておこう」と伝えました。

あーちゃんは「そうね!」と、すんなり納得……したように見えたのですが。