
介護は、ある日突然始まることがあります。私の場合も、父が脳梗塞(のうこうそく)で倒れたことをきっかけに、生活が大きく変わりました。父には左半身まひと言葉の不自由さが残り、それまで介護とは無縁の生活を送っていた私は、目の前の現実に戸惑うばかりでした。
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父が倒れ、突然始まった介護
ある日、父が脳梗塞で倒れました。幸い一命は取り留めましたが、左半身にまひが残り、言葉もうまく話せなくなってしまいました。
母はすでに他界していたため、父の生活を支えるのは私の役目になりました。とはいえ、それまで私は介護とはほとんど無縁の生活を送っていました。突然の出来事に、気持ちが追いつかないまま日々が始まったのです。
リハビリを終え、父が自宅に戻ってきたとき、私は「なんとかなるだろう」と、どこか楽観的に考えていました。しかし、実際の介護は想像していた以上に大変でした。
想像以上だった日々の負担
父には、食事、着替え、トイレの介助など、日常生活のさまざまな場面で支援が必要でした。ひとつひとつは当たり前の生活動作でも、毎日続くと、想像以上に体力も気力も使います。特につらかったのは、夜中に何度も起こされることでした。睡眠不足が続き、仕事との両立も次第に難しくなっていきました。気付けば、心身ともに疲れ果てていたのです。
「このままでは、父も自分も共倒れになってしまうかもしれない」
そう感じた私は、思い切ってケアマネジャーに相談することにしました。
少しずつ心に余裕が生まれ…
相談をきっかけに、私は介護保険サービスの存在を知りました。デイサービスや訪問介護を利用するようになり、少しずつ私の負担は軽くなっていきました。
また、遠方に住む兄とも話し合い、定期的に父の様子を見に来てもらうことにしました。最初は「自分がやらなければ」と思い込んでいて、人に頼ることに抵抗がありました。けれど実際に助けてもらうようになると、ひとりで抱え込まないことがどれほど大切かを実感しました。負担を分けることで、父に向き合う気持ちにも少しずつ余裕が生まれていったのです。
介護は先が見えず、不安になることもあります。それでも、父がリハビリを頑張り、少しずつ自分で歩けるようになったときは、言葉にできないほどうれしかったです。
まとめ
介護は突然始まることがあります。だからこそ、いざというときに頼れる人やサービスの存在を知っておくことは大切だと感じました。そして、介護を続ける上で何より大事なのは、介護する側が自分の健康をないがしろにしないことだと思います。ひとりで抱え込まず、周囲の力を借りながら向き合うこと。それが、父との生活を続けていくために私が学んだ大切なことです。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:砂川祐一/30代男性・会社員
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年5月)
※一部、AI生成画像を使用しています。
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