施設の「貴金属の持ち込み禁止」が理解できない母。一体どうすれば #母の認知症介護日記 338

施設の「貴金属の持ち込み禁止」が理解できない母。一体どうすれば #母の認知症介護日記 338
連載タイトルPIC

アルツハイマー型認知症になった実母のことやアラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるマンガ連載。

著者PIC
ワフウフ

アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。

施設で暮らす母・あーちゃんと散歩中、駅ビルで気になる洋服を見つけたワフウフさん。あーちゃんも「試着してみなさいよ!」と言ってくれたので、試着することに。ワフウフさんが試着室で着替えていると、仕切りの向こうから店員さんとあーちゃんとの会話が聞こえてきました。あーちゃんは店員さんに、自分の状況を「入院中」だと言い「娘が連れてきてくれたから久しぶりに外出できた」と説明していました。その言葉を聞いたワフウフさんは、入院中で外出許可が出た母親を連れ回して、自分の服を見ている鬼のような娘だと思われていない……? と、気になってしまいました。そして、こんなにしょっちゅう面会に来て散歩に連れ出しているのに、外出が「久しぶり」と言われていたのがショックでした。

★前の話

何度言えばわかってくれるの…

あーちゃんは、前に姉・なーにゃんに話していた「自宅にひとりで行った」という話をワフウフさんにもしてきました。あーちゃんの中では、妹(ワフウフさん姉妹の叔母)が亡くなったから実家に帰ると父から連絡があったので、ひとりで家に帰ったという話になっていたのですが、そもそも父はあーちゃんの連絡先を知らず、叔母も健在です。しかし、そんな矛盾に気付くわけもなく、とにかく「ひとりで家に帰った」と言ってゆずらないあーちゃん。しかし、ワフウフさんに家から施設に戻るときに降りる駅を尋ねられ、急に黙り込んでしまいました……。それでもムキになって「私、絶対にひとりで家に戻ったのよ! 記憶があるもの!」と言っていて、実体験はすぐに忘れるのに、ウソの出来事だけ記憶に残っていることがなんだか皮肉で、ワフウフさんは悲しくなってしまいました。

母の認知症介護日記/ワフウフ

認知症が進行してからも、イヤリング、ネックレス、指輪のフル装備でおしゃれを楽しんでいたあーちゃん。

母の認知症介護日記/ワフウフ

しかし、施設にはトラブル回避のため貴金属の持ち込み禁止というルールがあり、あーちゃんのアクセサリーはなーにゃんが預かることにしました。

母の認知症介護日記/ワフウフ

その代わり、あーちゃんには私が昔作ったビーズの指輪を持たせました。そのうち「自分のアクセサリー」=「ビーズの指輪」が定着してきたのですが、どこかに隠してしまい「盗られた」と大騒ぎすることも……。

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