「甘いものかしら!」どんなに記憶が曖昧になっても、好みはブレないようで #母の認知症介護日記 342

「甘いものかしら!」どんなに記憶が曖昧になっても、好みはブレないようで #母の認知症介護日記 342
連載タイトルPIC

アルツハイマー型認知症になった実母のことやアラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるマンガ連載。

著者PIC
ワフウフ

アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。

母・あーちゃんと散歩中、気に入った洋服を見つけ、試着をさせてもらったワフウフさん。そのまま購入することにしました。クレジットカードで支払ったところ、横で見ていたあーちゃんが「そのカードなあに?」と不思議そうな顔をして聞いてきました。そして、現金のやりとりがなかったからか「そのカードがあれば、お金を払わなくてもいいの?」と言ってきたので、ワフウフさんは驚きつつも「クレジットカードだよ!」と答えました。あーちゃんは納得したように「クレジットカードね!」と言っていました。しかし、その表情からおそらく理解できていないだろうと、ワフウフさんは悟っていました。78歳の母が以前のようには物事を理解できなくなっていることを、改めて認識した瞬間でした。

★前の話

「温かい!」と言っていたのに…

寒がりで冷え性のあーちゃん。自宅では寝るときにあんかを愛用していましたが、施設ではあんかなどの暖房器具を部屋に持ち込めないルールとなっているため、足の冷えを防ぐとうたっているハイソックスを履かせ、大きなカイロを毛布と布団の間に入れるなどして、パジャマを今よりも温かいものに替えて……と、ワフウフさん姉妹も工夫をしています。ハイソックスは、お出かけ中にあーちゃんが履いて、何度も「温かい!」と言うので、ワフウフさんは張り切って追加で買おうとしていたのですが……。翌日、姉・なーにゃんが面会に行ったときには、靴下の存在すら忘れていました。その後、改めてワフウフさんが靴下の話をすると、今度は「施設は家と違って温かいから、いらない」と言われてしまい、あーちゃんが寒いのかどうかわからず、ワフウフさんは困惑してしまいました。

母の認知症介護日記/ワフウフ

日常的にウィッグを着けることがなくなったあーちゃん。薄毛になっているので、帽子を買ってあげました。

母の認知症介護日記/ワフウフ

なかなか似合っていると思います。

母の認知症介護日記/ワフウフ

実は昔、長兄に「おまえはブスだから帽子が似合わない」と言われて以来、あーちゃんは帽子がトラウマで、最初は「いらない」と言っていました。でも、いろいろ試しているうちに気が変わって、お買い上げ。

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