
娘が小学生のころ、娘から私への小言が次第に増えていきました。その背景には、妻の影響もあったのかもしれません。ところが高校生になった娘が男友だちを家に連れてきた日、私が長年集めてきたものに対する家族の見方が一変したのです。
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私の部屋を「ゴミ屋敷」と呼ぶ娘
娘が小学校中学年のころのことです。仕事が休みの日に家でくつろいでいると、部屋に入ってきた娘が、室内を見渡して「ゴミ屋敷じゃん」と言い放ちました。
娘には不要なものに見えたのでしょう。しかし、私にとっては、どれも思い出の詰まった大切なものばかりでした。
そんな娘の言葉にうなずいていたのは妻でした。娘の小言が増えるにつれて、妻から私が直接注意されることは減っていきました。娘が妻の気持ちを代弁していたのかもしれません。
男友だちのひと言で娘の顔色が変わった
娘が高校生になると、私への小言はさらに増えていきました。そんなある日、娘が男友だちを家に連れてきました。私の部屋兼ガレージに置かれていたバイクを見た男友だちは、驚いた様子で声を上げました。
「すげえ。今流行の旧車バイクじゃん」
「このバイク、めっちゃ高いんだよ」
その言葉を聞いた瞬間、娘の顔色が変わりました。別の男友だちから「お前の親父、すげえじゃん」と言われると、娘は照れ隠しをするように「そんなことないよ」と答えていました。
「ゴミ」から「お宝」へ変わったコレクション
この出来事を境に、娘も妻も私に「部屋を片付けて」と言わなくなりました。それどころか、以前はゴミのように扱っていた私の持ち物を見て、「あれ、売ったらいくらになるの?」と尋ねるようになったのです。価値があると知ったとたん、私のコレクションは家族にとっての「お宝」になりました。
ただ、私には、妻と娘がものの本当の価値を理解したというより、金額に興味を持つようになっただけにも見えました。コレクターの間では、価値を知らない家族が、残された品を相場より安く手放してしまったという話を聞くことがあります。本来なら数百万円で売れるものでも、価値がわからなければ、相場を大きく下回る金額で処分されてしまうかもしれません。
私もそのことを心配し、自分が生きているうちにコレクションを手放したほうがよいのではないかと考えることがあります。しかし、簡単に手放せる性格であれば、長年コレクターを続け、家族から迷惑がられるほど集めてはいなかったでしょう。
まとめ
大切なものを残したい気持ちと、家族に負担をかけたくない気持ち。その間で、今も答えを出せずにいます。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:加藤英二/50代男性・会社員
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年8月)
※一部、AI生成画像を使用しています。
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