「飯はまだか」家事と介護に追われた30年。定年を迎えた夫の言葉に妻が下した決断とは【体験談】

「飯はまだか」家事と介護に追われた30年。定年を迎えた夫の言葉に妻が下した決断とは【体験談】
「飯はまだか」家事と介護に追われた30年。定年を迎えた夫の言葉に妻が下した決断とは【体験談】

結婚して30年。私は専業主婦として家庭を支えてきました。しかし、子どもたちが独立し、夫が定年退職したことで、それまで保たれていた夫婦の関係が大きく変わりました。

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家事や育児、義母の介護を担ってきた30年間

結婚してから、私は家事と育児をほぼ一人でこなしてきました。さらに、義母の介護が必要になってからは、その負担もほとんど私が引き受けていました。

しかし夫は、「家事や介護は妻がするもの」という考えだったようで、感謝やねぎらいの言葉をかけられた記憶はほとんどありませんでした。

当時の私は家庭を守るために必要なことだと思い、日々の家事や育児、介護を続けていました。それでも、長い年月の中で少しずつ不満や疲れが積み重なっていったのだと思います。

定年退職した夫の言葉に気持ちが限界に

大きな転機となったのは、末っ子が就職して家を出た時期と、夫が定年退職した時期が重なったことでした。夫が一日中家にいる生活が始まると、「飯はまだか」「掃除が行き届いていない」など、家事について細かく言われることが増えていきました。

それまで長年抱えてきた不満や疲れも重なり、私の気持ちは次第に限界へと近づいていきました。そして、「これ以上、この人と一緒にいても心が休まることはない」と思うようになったのです。

子どもの独立を機に別居、そして離婚へ

子どもたちが独立したことを機に、私は夫との別居を経て、離婚の意思を伝えました。夫は突然の話に動揺した様子で、「今さら何を言っているんだ」と反対しました。それでも私は考えを変えず、弁護士を介して財産分与などについて話し合い、年金分割の手続きも進めました。

その後、離婚が成立しました。1人で暮らしていくことに経済的な不安がまったくなかったわけではありません。それでも1人暮らしを始めると、数十年ぶりに心から穏やかに過ごせるようになったと感じました。

30年間の結婚生活を振り返り、私は我慢し続けることだけが結婚生活の在り方ではないと感じました。長年積み重なってきた思いと向き合い、自分のこれからの人生について考えた末に選んだ離婚でした。

まとめ

世間体や年齢を理由に自分の気持ちを諦めるのではなく、自分がどう生きたいのかを考えて決断できたことを、今はよかったと思っています。この経験を通して、自分自身の気持ちを大切にすることの重要さを実感しました。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

著者:中村裕子/60代女性・パート

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年8月)
※一部、AI生成画像を使用しています。

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