
若手社員が中心となって進めていた新しい取引先とのやりとり。私はできるだけ口を出さず、見守っていました。ところが数日後、ちょっとした認識のずれから思わぬトラブルに発展。対応に苦慮する中、私が取引先へ電話をかけたことで、状況が少しずつ動き始めました。
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若手社員「今はメールで全部残す時代」
私は50代の会社員です。ある日、若手社員が新しい取引先との連絡窓口を任されることになりました。本人はやる気十分で、メールやチャットを使って手際よく対応しているように見えました。
私はその様子を見守っていましたが、文章だけでは細かな意図が伝わりにくいこともあるのではないかと少し気になっていました。そこで、「一度、電話で確認しておいたほうがいいかもしれないよ」と声をかけました。
すると若手社員は笑いながら、「今はメールで全部残す時代ですから。昔みたいに電話ばかりじゃないんです」と言ったのです。私はそれ以上口を出さず、そのまま様子を見ることにしました。
取引先から強いクレーム
数日後、納品内容をめぐって取引先から強いクレームが入りました。それまでのメールのやりとりを見る限り、大きな問題はないように思えました。しかし実際には、相手が求めていた細かな条件と、こちらの認識との間に行き違いが生じていたのです。
若手社員は慌てて何度もメールを送りましたが、相手の怒りはなかなか収まりません。上司も対応に困り、職場の空気は一気に重くなりました。その様子を見ていた私は、取引先の担当者に電話を入れることにしました。
相手の口調に変化が
電話がつながると、私はまず相手の話を遮らず、最後まで聞きました。その上で、こちらの認識不足を認め、どの段階で双方の認識に食い違いが生じたのかを一つずつ確認していきました。
最初は強い口調だった担当者も、話を続けるうちに少しずつ落ち着いてくれました。そして最終的には、納期を調整した上で改めて対応することで合意したのです。
電話を終えると、若手社員が小さな声で「すみません。電話って、単に古い手段じゃないんですね」と言いました。
まとめ
今回の出来事を通して、メールやチャットなどの便利なツールが増えても、状況によっては、直接話して相手の意図を確かめることが役立つのだと感じました。若手社員に「昔のやり方」と思われていた方法が、思わぬ形でトラブルを収束させる助けになったことは、今でも印象に残っています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:園田 誠/50代男性・会社員
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年8月)
※一部、AI生成画像を使用しています。
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