
私は若いころからスニーカーが好きで、60代になった今でも新作を見るとつい目が向きます。年齢を重ねても、おしゃれを楽しみたいという気持ちは変わりません。ところがある日、気に入って買った一足をきっかけに、「好きなもの」と「自分に似合うもの」は必ずしも同じではないのだと感じる出来事がありました。
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若者のスニーカーを見て「自分もまだいける」
ある日、街で見かけた若者が履いていた派手な厚底スニーカーが、妙に格好よく見えました。「自分もまだいけるだろう」と思った私は、勢いで似たデザインのスニーカーを購入しました。白を基調に蛍光色のラインが入った、かなり存在感のある一足です。
届いたスニーカーをさっそく履いて鏡を見ると、足元だけがやけに主張しているように感じました。それでも、「最近はこういうのがはやっているし」と自分に言い聞かせ、そのまま出かける準備をしました。
妻と娘の反応に少し不安に
ところが、玄関で私の靴を見た妻は、「あなた、それ若い子の靴じゃない?」と苦笑いしました。娘にも写真を送ってみると、「お父さん、それは攻めすぎ」とすぐに返信が来ました。
2人の反応が気にはなったものの、「せっかく買ったのだから」と思い、その日はそのまま外出することにしました。
しかし歩いているうちに、靴だけが浮いているような感覚が次第に強くなっていきました。普段着ている落ち着いた色のパンツやジャケットと、派手なスニーカーがどうにも合っていないように感じたのです。
靴を見下ろして「無理をしている」と気付いた
街を歩いていると、だんだん周囲の視線まで気になるようになりました。途中でコンビニに寄り、ふと自分の靴を見下ろした瞬間、「これは無理をしているな」とようやく気付きました。まるで足元だけ別の人のもののように感じられたのです。
結局、その日は早めに帰宅し、いつものシンプルなスニーカーに履き替えました。改めて鏡を見ると、そちらのほうが普段の服装になじみ、鏡に映る自分も自然で落ち着いて見えました。その姿を見て、妙に安心したことを今でも覚えています。
まとめ
今回の出来事を通して、流行しているものをそのまま取り入れるのではなく、自分の普段の服装とのバランスを考えることも大切なのだと感じました。若いころの感覚のまま選んだものが、今の自分にはしっくりこないこともあります。これからは無理に若く見せようとするのではなく、今の自分が自然に楽しめるおしゃれを選んでいきたいと思っています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:佐藤和彦/60代男性・無職
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年9月)
※一部、AI生成画像を使用しています。
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