そんなある日、キッチンに義母がやって来て……。
圧迫骨折からだいぶ時間が経過していましたが、相変わらず痛みは続いているようです。しかし、整形外科は処方される薬が気に入らないか嫌と言って、とにかく横になってばかりいます。
このままでは寝たきりになってしまうので、医師からも言われたように少し散歩に出てみようと誘うのですが、医師から外出が止められていると聞いたことがない話を展開してきました。
自分で病気を治そうともしないでわがまま放題の義母に、私はついに堪忍袋の緒が切れてしまいました。どんな反応を見せるかと思っていましたが、義母は元気よく反撃。口はまだまだ絶好調のようです。
そんなふうに過ごしているうちに、お盆がやって来ました。義母は、久しぶりに義父へ煮物を作ってやりたいとキッチンに立ちます。それを微笑ましくみていたのですが、なんだか様子が変……。
なんと、ガラス製の鍋のフタが重くて開けられなくなっていました。想像以上に、体力は落ちているようです……。
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病み上がりで思ったように体が動かせない中、義母は家事や散歩をするのは少し不安があるのかもしれません。サポートしてくれるまる子さんたち家族や医師を信じて、寝たきりにならないよう体力をつけてほしいですね。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/中村光伸先生(光伸メディカルクリニック院長)
整形外科医の知見から骨の仕組み、体の動かし方を活かした骨のトレーニングを提唱する骨の専門医。骨の強化と全身の機能回復を両立する「骨たたき」を考案。若々しい体を取り戻す「リバースエイジング」の専門家としてメディアにも多数出演。著書に『医者が考案した骨粗しょう症を防ぐ1分間骨たたき』『ひざたたき 世界一かんたんな健康法』(アスコム)。