一つ屋根の下で義母と同居しているまる子さん。嫁姑問題や介護の話をメインに自身の体験をマンガにしています。
朝、いつものように義母の部屋へ新聞と入れ歯を届けに行ったまる子さん。義母から「朝食の栄養バランスが悪いから、栄養失調を起こしている」と言われてしまいました。そして、ただでさえ強いこだわりを持つ食事に、さらに追加オーダーが……。ただ、栄養失調になっていると思い込んでいる義母は、用意された食事を完食してくれるため、そこはうれしい誤算です。ここ最近の義母は、直腸脱(肛門から直腸が飛び出す病気)の手術を回避できるよう、まる子さんの負担を減らす作戦を取っていたはずですが、まる子さんはラクになるどころか負担も疲れも増す一方でした。
泣いて泣いて泣いて…
外科医と義母の手術について相談する日がやって来ました。まる子さんにとって、まさに決戦の日! 循環器内科の先生からは手術が可能だと言われていたこともあって、期待を胸に診察を受けますが……。「現状のまま過ごしたほうがいいんじゃない?」という外科医の言葉に、まる子さんは絶望してしまいました。
病院からの帰り道は「無」になっていました。
帰宅後、何も考えられなくなり……。
部屋で思わず泣いてしまいました。