一つ屋根の下で義母と同居しているまる子さん。嫁姑問題や介護の話をメインに自身の体験をマンガにしています。
ついにやって来た、外科医と義母の直腸脱(肛門から直腸が飛び出す病気)の手術について相談する日。まる子さんにとっては、決戦の日です! 循環器内科の先生からは手術が可能だと言われたこともあって、期待を胸に病院へ向かったのですが……。外科医の口からは「現状のまま過ごしたほうがいいんじゃない?」という予想外の言葉が……。それを聞いた義母はすっかりご機嫌。饒舌(じょうぜつ)になって先生といろいろと話している横で、まる子さんは絶望していたのでした。
義姉へのお願い
病院から帰ったまる子さんは、部屋にこもってしばらくぼう然としていました。何も考えられなくなり、泣き疲れていつの間にか寝てしまったようです。目が覚めてから、誰かに話を聞いてもらいたいと思い、ケアマネジャーさんに電話をかけたまる子さん。ケアマネさんは親身になって話を聞いてくれて、やさしい言葉もかけてくれましたが、この生活がまだまだ続くのかと思うと、我慢していた涙もあふれてきてしまいます。
朝から薬が効かないほどの下痢……。体が悲鳴を上げているのかもしれません。
なんとか仕事を終えて帰ると、義姉が顔を出してくれていました。
※やろっこ…腸
そこで、義姉から言われたのは……。
義母が、事実とはまったく異なる話を伝えていたようです……。