まだブツブツ言っている義母は放っておいて、私は急いで仕事に向かいました。
朝、いつものように義母の部屋へ行くと、目覚めてすぐに日の光を確認したい義母から、シャッターを開けるようにやんわり言われました。しかし、まだ早朝なので音を出してお隣さんにご迷惑をおかけするわけにはいきません。そう説明しても無言の圧力をかけてきたので、とりあえずスルー。ハッキリと開けるように言われない限り、開ける必要はないと思っています。
その後、朝食を下げに再度部屋に入ったところ、義母からデイケアのカタログを見せてほしいと言われました。これから仕事のため、ひとまずカタログを先に渡したのですが、そこから義母の質問攻めがスタート。「ケアマネさんのおすすめの場所は?」「あなたたちは、どこに行ってほしいの?」と、仕事に行く前の忙しい時間にしつこく話しかけられてイライラも限界に近づきますが、なるべく冷静に答えます。
その後も、これから仕事だと言っているのに義母からの質問は止まらず、ついに私はブチギレ。そのブチギレに対して、今度は義母が逆ギレ。言い合いはまだまだ続きそうでしたが、仕事に遅れそうだったので、化粧と洗い物を泣く泣く諦め、すっぴんで出勤したのでした。
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朝は、1分1秒でもムダにできないほど忙しい人がほとんどだと思います。そんな中、今すぐに結論を出さなくてもいいような質問を受け続けるのは、相当なストレスですね……。でも、頑なに介護は家族がやるべきだと言っていた義母が、パンフレットを手に取ってくれただけでも、かなりの進歩ではないでしょうか。
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