こういうときは、退散するのが一番です……。
ある朝、義母の部屋に近づくと、扉の隙間から冷気が出ていることに気付きました。嫌な予感がしつつ扉を開けると……そこはまさに極寒の地。温度計では22℃となっていて、私が過ごす28℃のリビングとは大違い。しかし義母は、寒さに震える私を見ながら「寒い?」と何食わぬ顔をしています。
その後、朝食を下げに行ったときも、掃除機をかけに行ったときも、まだ義母の部屋は寒いまま。一体エアコンを何度に設定しているのかと思って確認したところ、28℃。設定温度は上げているようです。でも、部屋に置いている温度計は23℃となっていて、義母は温度計が壊れていると主張してきます。
もしかして、リモコンが正しく使えていないのかも……? そう思った私は、リモコンはエアコンのほうに向けて使わないと正しく動いてくれないと義母に言いますが、エアコンはずっと動いているから、温度計が壊れていると言って譲りません。もう何を言っても通じそうにないので、とにかくリモコンはエアコンに向けて操作するように念押しして、温度設定を28℃にして退散。義母の部屋が適温になりますように……。
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部屋に近づくだけで漏れ出す冷気に気付くとなると、かなり寒いと思います。でも、体感温度は本当に人それぞれなので、どこが快適なラインなのかは他人が決めきれないのも難しいところですね。寒い部屋で過ごすことに体が慣れてしまわないうちに、適正温度で過ごす快適さに気付いてほしいものです……。
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