ささいなことですが、ゴミ袋の入れ替えも地味なストレスだったので、交換するときは3枚重ねにすることに。
そうすることで、ゴミを捨てても次のゴミ袋がセットされているという状態に! ただ、あまり重ね過ぎると一気に抜けてしまったので、わが家では3枚がベストと判断しました。
交換頻度が3分の1になっただけでも、私にとっては大きな変化です。
思い返せば、介護生活のスタートは義母が初めて圧迫骨折をしたとき。歩けないという義母を運ぶため、車輪付きの椅子に義母を乗せて移動することになりました。このとき、義母をよりスムーズに運べるよう、動線を見直しました。結果、義母が歩行器で移動できるようになった今も、動線には物がなく歩きやすいはずなので、早めに取り組んでよかったと思っています。
次に変えたのが、買い物。義母はひとりで家にいることを嫌うので、買い物に出たとしても、1時間以内に戻るように言われます。そのため、まともに買い物ができるのは、義姉が来てくれている日の仕事帰りだけ……。買い物に出られる回数が少なくなったことで、必然的に大容量サイズを選ぶようになりました。トイレットペーパーの交換頻度が減り、使い終わった芯がそっと置かれているのを見ることも減ったのは、うれしい変化です。
買い物で悩ましいのが、お米や飲料などの重いもの。一度にまとめて買うにしても、他の買い物があると車に積むのも限界があります。そこで、重いものやかさばるものは、ネットショップなどを利用することに決めました。多少割高になっても、これは必要経費と割り切ります。当たり前ですが、私も義母と同じように年を重ね、できなくなることも増えていきます。今から少しずつ、省けるものは省き、頼れるものは頼る生活にシフトしながら、名もなき家事ストレスをなくしていきたいです。
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人間はスーパーマンではないので、あれもこれも全部できるわけではありません。でも「できない」と最初から諦めるのではなく、なんとか落としどころを見つけようとするまる子さんの姿勢は、見習いたいですね。多少コストがかかったとしても、ストレスが軽減されるならそれが一番。先が見えない介護生活だからこそ、無理せず長く続ける方法を見つけられるといいですね。
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