一つ屋根の下で義母と同居しているまる子さん。嫁姑問題や介護の話をメインに自身の体験をマンガにしています。
台風が接近していたある日のこと。「今日はデイケアから電話あった?」と、部屋を訪れたまる子さんに、義母はそう確認してきました。まる子さんには心当たりがなく、何か連絡がくる予定なのかを義母に聞いたところ「台風の日はデイケアを中止にするから連絡すると言われた」とのことでした。しかし、その日はデイケアに行く予定ではなかったので、「うち、今日デイケアに行く日じゃないのに?」とまる子さんが言うと、なぜか義母は逆ギレ。どうやら義母は、利用者全員に連絡がくると思っていたようです。まる子さんが聞き返したのが気に入らなかったのか、義母の怒りが収まる様子がなかったので、まる子さんはそのままそっと部屋を後にしました。
穏やかな天気なのに…
ケアマネジャーさんの定期訪問。ここ最近のことを話しているうちに、ついつい愚痴り始めてしまったまる子さん。しかし、ケアマネさんはすべてを受け止めてくれて「大変でしたねぇ」と、まる子さんに労いの言葉をかけてくれました。それはまる子さんにとって神のお言葉のように聞こえ、心がグッと軽くなりました。
台風が去り、また次の台風が発生したときのこと。朝、義母にデイケアから電話があったかを確認されました。
あれ……? もしかして今の天気をご存知ない??
私は義母に外を見せながら、台風の影響など感じられない穏やかな天気だと言ったのですが……。