
でも、手すりを付けても使用するのはデイケアの送迎時のみ。というわけで、夫は不要だと断ってくれたのですが……。

わが家の駐車場と玄関の位置関係を見ても、手すりは正直なところ邪魔なだけ……。

夫が断っても、義母は補助金の話を出してきて「付けたほうがいい」と言ってきます。しかし、これはお金の問題じゃないんです……。
手術を終え、入院生活が続いている実母。しかし、必ず誰かが見守ってくれているので、私としては安心です。それよりも、慣れない家事や病院通いで、父が疲弊していないかが心配……。とりあえず、簡単に食べられる食品を私なりに厳選して、宅配便で送りました。送った報告も兼ねて父に連絡すると、思ったよりも元気そうにしており、実母も点滴が取れて一般病棟に移ったと聞き、胸をなで下ろしました。その後、実母からも電話があり、口調からも元気そうな様子が伝わってきました。
そのころ、どうやら義母は夫に「玄関の外に手すりを付けてほしい」と言っていたことが判明。言われてみれば、ここ最近デイケアの送迎のたびに、手すりがないことを聞こえよがしに愚痴っていました。ただ、基本的に義母は家から出ない生活で、手すりがあったとしても、もう一方の手は誰かの介助が必要です。それを考えると、付けるメリットはあまりないということで、夫が断ってくれていました。
義母が歩いて出かけるようになるのであれば、手すりを付けることも検討しますが、そもそも最近はデイケア自体行くことを渋っている状況なので、私も夫と同様に付ける必要はないと思っています。
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実母はすっかり元気になったようで、まる子さんの心配も少しは軽減されたのではないでしょうか。ただ、今度は義母のほうでまたひと悶着ありそうな雰囲気です……。年齢を重ねていくにつれて、過ごしやすい家の形というのは変わってくると思いますが、異なる世代で一緒に暮らしていると、どの世代に合わせるべきか……難しい問題ですね。
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