一つ屋根の下で義母と同居しているまる子さん。嫁姑問題や介護の話をメインに自身の体験をマンガにしています。
実家に帰省することが決まり、久しぶりに新型コロナのワクチンを接種したまる子さんは、副反応に苦しんでいました。幸い、発熱はすぐにおさまったのですが、まだ体のだるさが残ったまま。おとなしく家で過ごすことにしましたが、義母の部屋を訪ねると早速買い物を頼まれてしまったのです……。体がだるいから買い物には行かないと義母に言っても「もし出かけるなら……」と言われる始末。話が通じないと悟ったまる子さんは、最低限の家事だけを済ませて自分の部屋に逃げ込みました。
余裕をもって帰省するはずが…
朝、いつものように部屋を訪ねたまる子さんは、「誤嚥性肺炎(食べ物や唾液、胃の内容物などが誤って気道に入り、肺に入り込むことで起こる肺炎)を起こしているから、デイケアはお休みします」と義母からデイケアのお休み宣言をされます。せきも熱もなく、一見すると元気そうですが、義母いわく「死を覚悟した」ほどつらかったらしく、なんとその原因はまる子さんの作った食事とのこと。身に覚えのないまる子さんでしたが、それは大変だと思い救急車を呼ぶか病院に行くかを義母に聞きましたが、どちらも不要と言われてしまいます。その後、まる子さんが仕事から戻ると、義母は呼び寄せたと思われる義姉と談笑中……。ただデイケアを休みたかっただけ? と、疑ってしまうのでした。

デイケアからの連絡帳に、入浴後の浴槽に血の塊があると書かれていました。

義母は、デリケートな内容の場合はスタッフさんが配慮して付箋に書いて貼ってくれると言い張るのですが、この内容が直接書かれているなら勘違いでは……? いずれにしても、義母が直腸脱(肛門から直腸が脱出する疾患)の手術をしないと決めた以上、下血(消化管からの出血が肛門から排出されること)でなければ様子見でいいと思っています。

そうして忙しい日々を過ごし、ついに私の実家へ帰省する日の朝を迎えました。義母をデイケアに送ってから出発する予定でしたが、義母はお休みする気のようです。まあ、これはなんとなくわかっていましたが。