「この人でなし!」「キイィィ!」義母とのやりとり、いつまで続くの #頑張り過ぎない介護 237

「この人でなし!」「キイィィ!」義母とのやりとり、いつまで続くの #頑張り過ぎない介護 237
連載タイトルPIC

完全同居している義母との嫁姑問題や介護の話をマンガにしているまる子さんの連載マンガ。

著者PIC
まる子
頑張り過ぎない介護/まる子

それでも、冬の間に使っていた加湿器を分解洗浄して、片付けました。脳内で陽気なBGMを流しながら、タンクもすっかりきれいになりました。

頑張り過ぎない介護/まる子

ちなみに、義母はまだまだ加湿器を使う様子。……というか、給水を忘れて止まっていても気付いていないようなので、そこに置いてあるだけでいいようです。

ある大雨の日のこと。義母の部屋に行くと、準備万端で「避難所にいつでも行けます」と言っています。私たちは家にいると伝えると、テレビでは避難するように言っていると譲らないので、義母を避難所まで送って、私は戻ると言うと「ひとりでいられるわけない!」と怒り出しました。一緒に避難所に行くように言われますが、私は自宅のほうが安全だと思うので断りました。

大雨警報、台風、地震……何か起こるたびに、毎回このやりとりです。私が避難を考えるとしたら、家屋倒壊と火災。例えば家族にけが人が出てそちらが優先になったとき、義母が自分で動けない状態になっていたらどうすればいいのか……。そして、避難するかどうかの判断基準については、ケアマネさんに相談しておいたほうがよさそうです。義母の性格を考えると、自宅でお世話をするほうが私としては精神的にも身体的にも圧倒的にラクだと思っています。

春になり、花粉の飛散が始まって、日中とても体がだるいです。それでも、なんとか気分を上げながら加湿器を分解掃除して、しっかりと乾燥させてから片付けました。義母の部屋の加湿器は、暖房を使用中は乾燥で喉がイガイガすると言うので、片付けはだいぶ先になりそう……。とはいえ、私がうっかり水を忘れて自動で止まっても気付いていないらしく、そこに加湿器が置いてあるだけで安心できるようです。

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台風や大雨はいつやってくるかわからないので、警報が出たときに自宅にいるのか避難するのかは、家族で話し合って判断の基準を決めておくといいかもしれませんね。いざというときに慌てないためにも、備えは必要です。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

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頑張り過ぎない介護

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