一つ屋根の下で義母と同居しているまる子さん。嫁姑問題や介護の話をメインに自身の体験をマンガにしています。
婦人科の受診から2日後。まる子さんは、紹介された病院に電話をしました。担当の看護師さんに義母の状況を話し、折り返し予約日の連絡をもらえることになったので、義母にそう伝えたところ「手術になったら遠くなるから無理」「もっと近いところはないのかしら?」と言い始め、雲行きが怪しくなってしまいました。いまさら近くの病院を探すように言われ、困惑するまる子さんのことなど義母はお構いなし。最終的に、紹介状はまる子さんのせいでもらうしかなかったと言い「遠いから検査も手術もやらない」と、一瞬ですべてを白紙に戻してしまったのでした。
義母の気持ちも揺れているようで…
まる子さんが仕事に行った日のこと。お店のオープンと同時に、パートのリーダーが現れました。いつもならもっと遅くに出勤するはずですが、今日はまる子さんのシフトについて注意をするために早くやってきたようです。まる子さんは義母の都合で急な休みを取ることがありますが、その分別の日に出勤することができません。パート内で不満が出たら辞めると、上司である社員さんには伝えていましたが「介護を負い目に感じることはない」という言葉をかけられ、頑張ってきました。しかし、リーダーからは、自分にしわ寄せがきていると「ストレスです」とハッキリ言われてしまい、仕事と家庭の両立について、まる子さんは改めて考えることになりました。

リーダーから話をされたのは、お店がオープンしてすぐのことだったので、お客様がいるところでお説教をされる状態でした……。

義母を振り切って出勤することはできると思いますが、もしそれで帰宅後に義母が息絶えていたら……と考えると、きっと私は自分の判断を悔やみ、病んでしまうと思います。

義母の介護が始まったころ、こんなふうに言われました。