
義母との話を終えたあとは、私が最近困っていることや義母の様子などを聞いてもらいました。
今日は、介護認定更新のため、訪問調査員の人が家にやってくる日。よく言えばサービス精神旺盛、悪く言えばとても体裁を気にする義母は、朝からいろいろと気になるようで、ソワソワして落ち着かず、いつもより呼び出しが多くなっています。
11時になり、来客の時間を聞きに義母がリビングにやってきたので、ケアマネさんが13時で、調査員さんが13時半だと答えると「まる子さんが11時だと言った」と、義母はイライラしています。時間は事前にメモでも渡していて、そこにも13時と13時半と書いています。記録と記憶が同じなので、間違えて伝えるとは考えづらいのですが……。
そんなやりとりをしているうちに、いつの間にか午後になりました。認知的な質問や身体的な質問などをされる義母は、冗談を交えながら、いつもより饒舌になっています。しかしそれが仇となって、聞かれたことの答えから話がどんどん逸れてしまうのです。最終的に聞かれたことに答えられず、その場にいた全員が「……で?」と困惑してしまう場面もありました。
--------------
体調や気持ちというのは見た目からは判断ができないので、何も言わないよりは饒舌に語ってくれる義母のようなタイプのほうが、ケアマネさんや調査員さんもありがたいのではないでしょうか。介護は、する側もされる側も多少なりともストレスを感じていると思いますが、お互いの気持ちを理解し合うのは簡単ではありません。だからこそ、ケアマネさんや調査員さんなど、事情を理解している第三者に話を聞いてもらいながら、うまく気持ちをコントロールできるといいですね。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。