
そして、義母はイタタタ……と言いながら、部屋へと戻っていきました。

結局、頭痛と戦いながら義母の担当分まで、選別作業をしていきます。

やっと終えた……! と思って、食べきれない分は冷凍しようとしたら……すでに冷凍庫はいっぱいでした。あらら……。
今日、親戚から発泡スチロールいっぱいのシジミが送られてきました。シジミは息子の大好物なので大歓迎ですが、これだけの量を砂抜きするのは大変です……。家中のボウルやバットを総動員し、シジミたちが重ならないように小分けして砂抜きをしていきます。食べられなくなっている貝は取り除き、お味噌汁用に1回分ずつ袋詰めしていると、義母が登場。
目の前のシジミを見た義母は「これはいいシジミだから、大きいものを分けて、かき揚げとかシジミご飯にしたらいいと思うの」とひと言。どうやら義母は、身の大きさでシジミの用途を分けたほうがいいと思っているらしく、選別しろと言いたいようです。言いたいことはわかりますが、この数をひとりで選別するのはさすがに無理だと思い「じゃあ一緒に手伝ってください」と、半分を義母に託すことに。
正直、老眼の私には黒光りするシジミはどれも同じように見えてしまい、作業は難航……。義母は、そんな私を気にする様子もなく、ひとりでしゃべり続けています。私が袋詰めを終えて義母の手元を確認すると、そこには選別されたシジミが4つだけ……。そして、義母はそのまま「イタタタ……」と言い、部屋に帰っていきました。結局、私は黒光りするシジミたちを凝視しながら、残りも選別する羽目に。
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大量のシジミを砂抜きするだけでも大変なのに、そこからさらに大きさで選別するとは……気が遠くなりそうな作業です。義母もきっと、4つだけ選別しただけでその大変さがわかったはず。言葉にはしなくても、おいしい料理に姿を変えてシジミが出てくれば、まる子さんのひと手間に感謝してくれるのではないでしょうか。ただ、その「ひと手間」が当たり前になってしまうと、ちょっと困ってしまいますね……。
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