母の記憶障害の症状がひどくなっても、本人の意思を無視しては何もできず #母の認知症介護日記 24

母の記憶障害の症状がひどくなっても、本人の意思を無視しては何もできず #母の認知症介護日記 24
連載タイトルPIC

アルツハイマー型認知症になった実母のことやアラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるマンガ連載。

著者PIC
ワフウフ

冊子の内容はネットで調べればわかることばかり……。専門医ではないから、仕方ないのかもしれません……。

あーちゃんの性格上、薬以外の提案は拒否しそうなので、もうできることはないのかも……。

年に1度の健診の日。検査のために朝食を抜くように言われていたので、前日の夜と当日の朝に連絡を入れて、無事に朝食抜きで病院に到着しました。しかし、看護師さんからの「朝食は食べましたか?」の問いに元気よく「はい」と答えたあーちゃん。慌てて私がフォローしたので大丈夫でしたが、質問の意味が理解できていないのだろうと悟りました。

その日、病院には年末年始の休診予定が貼り出されていました。忘れてはいけないとメモをとるあーちゃん。私もスマホで予定表を撮影したのですが、1分ほどして「年末年始の予定が書いてあるわね」と言ってメモを開きました。そして、たった1分前に書いたメモを見ながら「書いてあるわ!」と、ひと言……。いくらなんでも、忘れるのが早すぎるのでは?

あーちゃんの短期記憶障害を目の当たりにして、私は早速かかりつけ医に相談してみました。しかし、インターネットでも調べられるようなことがまとめられた冊子を渡され、薬の増量を提案されただけ。そろそろ専門医の受診も考えなくてはいけないのでしょうか。でも、薬をもらう以外だと介護認定を受けて介護サービスを利用するのが一般的です。あーちゃんの性格上、きっとそれは拒否するでしょうし、本人の意思を無視するわけにもいかないし……難しい判断です。

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受診する病院を変えるというのもストレスになりそうですし、病院を変える理由も忘れてしまうだろうということを考えると、なかなか積極的にはなれないですよね。でも、症状がどんどん進行しているようなので、一度専門家に相談してみるのはよさそうです。本人の意思を尊重しつつ、介護する側がすべて負担を背負うことがないような方法が見つかるといいですね。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

母の認知症介護日記

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