「そんな必要ない!」弱気な発言が続いていたのがウソのように言い放つ母 #母の認知症介護日記 85

「そんな必要ない!」弱気な発言が続いていたのがウソのように言い放つ母 #母の認知症介護日記 85
連載タイトルPIC

アルツハイマー型認知症になった実母のことやアラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるマンガ連載。

著者PIC
ワフウフ
#母の認知症介護日記 85

ドヤ顔で答えていたそう。……結果オーライ!

自分の年金保険が父に狙われていると、不安そうにするあーちゃん。「自分のお金で払ってきた年金だから、見せない! と言えばいい」と伝えると、メモを取ると言いだしたので、自分が思ったことを、自分の言葉で言えばいいと少しキツい口調で言ってしまいました。するとあーちゃんからは「言えないのよ……」と、弱々しい答えが。それに対して私は、言えないじゃなくて言わなくちゃダメだと追い込んでしまって……。

結局「嫌な話を聞かせてごめんなさいね」と言われて電話は終了。そんな言い方をされると、なんとなく罪悪感が……。その後、特に何も言ってくることはありませんでしたが、どうなったのか密かに気になっていたので、代わりに姉に聞いてもらうと……。

「私が払ってきた年金よ! 見せる必要ないじゃない!」と、さも自分で考えてそうしたかのように言っていたそうです。無事に収束したなら何も言うことはありませんが、ちょっとモヤモヤしてしまったのが本音です。

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夫婦の財産は共有すべきものではありますが、自分のお金でコツコツ支払ってきた年金はちゃんと自分で使ってほしいと思う気持ちはよくわかります。かなり弱気な発言が続いていたので心配でしたが、無事に年金保険を守れたようでよかったです。老後のお金の管理は重要な課題。モヤモヤするところがあっても、多少のことは目をつぶって我慢するしかないのかもしれません。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

母の認知症介護日記

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