「なんじゃこりゃ…」大事な書類に見覚えがないと言っていた母だけど #母の認知症介護日記 94

「なんじゃこりゃ…」大事な書類に見覚えがないと言っていた母だけど #母の認知症介護日記 94
連載タイトルPIC

アルツハイマー型認知症になった実母のことやアラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるマンガ連載。

著者PIC
ワフウフ
#母の認知症介護日記 94

しかし、姉がもう一度確認すると……。

#母の認知症介護日記 94

急に自信なさげに……。そして、ふとカード入れを見てみると……。

#母の認知症介護日記 94

そこには、更新済み無料乗車券が……! いつの間に!?

半年ほど前、あーちゃんが一時期なぜか気にかけていた、自治体が発行している高齢者向け無料乗車券の手続き期限が迫っていたので、誕生日会の前に私たちが付き添って手続きを済ませることにしました。あーちゃんは「区役所に手続きに行かなくてはいけない」と言っていましたが、姉が調べたところ区役所から申請に伴う振込用紙が送られてきて(無料といっても、年収に応じて一定額の支払いが必要)、郵便局で振込みを済ませればその場で無料乗車券が発行されるようで、区役所に行く必要はなさそうです。

しかし、そろそろ送られてきているはずの振込用紙が見つからないとあーちゃんは言っています。仕方がないので、一緒に区役所へ行って振込用紙を再発行してもらい、そのまま手続きをしようという話になりました。窓口での手続きもスムーズにいかないところがあったので、付き添って正解でした。もし手元に振込用紙があると、再発行された振込用紙と二重振込みをしてしまう可能性があるので、何度も確認。すると「見たような気もする……」と自信がなさそうに言い始めたあーちゃん。

そして、何げなく今使っている無料乗車券が入ったカード入れを見てみると……そこには、すでに手続きを済ませて発行してもらったであろう、新しい無料乗車券が入っていました。一時期とはいえ、あれだけ気にしていたのだから、更新手続きをしたかどうかくらい、覚えていてほしかったです……。

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あーちゃんが振込用紙に見覚えがなかったのは、届いてすぐに手続きを済ませて、手元に置いている期間がほとんどなかったからなのでしょうか。結果として手続きが期限内に終わっていてよかったですが、あちこち行く前に知っていれば……と思ってしまいますね。どこまでひとりでできるかが読めない以上、今後も同じようなことがあるかもしれません。振込みなど、支払いが伴うものは損をしてしまう可能性があるので、気を付けたいですね。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

母の認知症介護日記

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