「ヒールは危ない!」明らかに足元がおぼつかないのに、本人は自覚なし #母の認知症介護日記 96

「ヒールは危ない!」明らかに足元がおぼつかないのに、本人は自覚なし #母の認知症介護日記 96
連載タイトルPIC

アルツハイマー型認知症になった実母のことやアラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるマンガ連載。

著者PIC
ワフウフ
#母の認知症介護日記 96

足元がおぼつかないのに、相変わらずヒールはやめられないようです。

#母の認知症介護日記 96

ハッキリ言葉で伝えても……。

#母の認知症介護日記 96

本人に自覚はまったくないようです……。

あーちゃんの誕生日会をするお店へ行く前に、ブラブラしながら時間をつぶしていたとき。イベントスペースのような場所でお菓子を安売りしていて、おばちゃんやおばあちゃんがたくさん群がっていました。お店はそのスペースの奥なので、そのまま通り過ぎようとしたのですが、あーちゃんが遅れているのに気付きました。振り返ると、あーちゃんもお菓子の安売りにしっかりと心を掴まれていて……。

お店に行くと声をかけると、再び歩き出したのですが、それでもお菓子は気になるようでした。きっと、私たちがいなければ、お菓子を大量購入していたでしょう……。今は糖尿病の数値も安定していますが、このお菓子への執着を見ると、そろそろ押入れチェックをする必要がありそうです。

この日のあーちゃんは、いまだかつてなく歩みが遅く、私たちがゆっくり歩いていても遅れるほど。少し歩いてはあーちゃんの状況を確認するために振り返るのですが、あーちゃんはなぜか止まっています。え? だるまさんがころんだ……? どうやら本人に足元が危なっかしい自覚はないようなので、ぺたんこ靴はまだまだ履いてくれそうにありません。

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いつもは病院帰りにお茶をして帰るのが定番になっていますが、いつもと違う場所に行くと、今回のように意外な行動に気付くきっかけになることもありそうですね。お菓子もヒールも、好きなだけ……と言えたらいいですが、そうもいかないのがつらいところ。でも、糖尿病の数値が悪化していないところを見ると、ちゃんと自己管理できていると信じたいですね。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

母の認知症介護日記

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