アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。
母・あーちゃんが持っているカード入れの中には、新旧の高齢者向け無料乗車券が並べて入れてありました。基本的なデザインは変わっていませんが、有効期限の記載方法が違っていて、古いものは和暦、新しいものは西暦での記載となっていました。最近めっきり数字に弱くなってきたあーちゃんは、この違いが理解できずに大混乱……。姉・なーにゃんが何度説明しても理解できていない様子で「どういうことなの!?」と、何度も言っていました……。
話を聞く側にもスキルが必要
あーちゃんの誕生日会の前に少し時間ができたので、ブラブラしながら時間をつぶしていたときのこと。イベントスペースのような場所でお菓子を安売りしていて、あーちゃんは釘付けに……。ワフウフさんたちが声をかけると動き出しますが、視線はお菓子にロックオンのまま……。その様子を見て、また押入れチェックをしなくてはいけないかなと思ってしまったワフウフさん。さらにこの日は、いつも以上に足元がおぼつかなくなっていて、なかなかぺたんこ靴を履こうとしないあーちゃんに、ワフウフさん姉妹の心配は募ります。
あーちゃんが受けるいつものインスリン注射の日。前日に確認メールができなかったので、当日の朝メールを送ると、あーちゃんからはすぐに返信が届いたので、安心しました……が!
あーちゃんはなかなか現れません。電話をして居場所を聞くと、間もなく病院の最寄り駅に着くとのこと。
しかし、待てど暮らせど来ず……。