「付きっきりではなく、やれることは自分で」要介護2の母と暮らしてわかったことは【体験談】        

「付きっきりではなく、やれることは自分で」要介護2の母と暮らしてわかったことは【体験談】        
要介護者の介護のイメージ

私の母は、腰椎圧迫骨折を機に歩行が少し不自由になってしまいました。要介護認定では「要介護2」の認定を受けました。そんな母との暮らしで学んだことが多くあったのです。

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意外と自分でできることも

要介護2では、他者の手を借りないと自分ひとりではできないことが多いと聞いていました。昼間も母の面倒を見るために仕事をセーブする必要があるかなと思いましたが、母は意外と自分でできることが多かったのです。

一つひとつチェックすると

まず、昼間にひとりだと仮定して、母ひとりでトイレに行けるかを確認しました。結果は、問題なく行くことができました。便座から立つときに手すりがないと難しいですが、手すりがあれば自分で用を足して戻って来られます。母はベッドにもひとりで行けるので、昼間の生活は大丈夫そうでした。

それぞれの向き合い方で

現在では、食事を準備して置いておけば自分で食べられるので、お風呂や運動補助などを補助するだけで、他は母を見守るかたちを取っています。

この出来事をきっかけに、要介護認定のランクと実情は少し違うものだと思いました。たしかに状態は人それぞれですし、もちろんできないこともあるのですが、母の場合は付きっきりで介護しなくても問題ないという状況でした。

まとめ

母は食事を準備してテーブルに置いておけば自分で食べられるので、リハビリの一環で自分でできることはやってもらいつつ、できないことは補助するというやり方が良いのだということを学びました。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

著者:松浦隆司/60代男性・会社員

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年7月)

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