「行かないよ」施設利用を提案されるも、義母の表情からは強い決意が #頑張り過ぎない介護 101

「行かないよ」施設利用を提案されるも、義母の表情からは強い決意が #頑張り過ぎない介護 101
連載タイトルPIC

完全同居している義母との嫁姑問題や介護の話をマンガにしているまる子さんの連載マンガ。

著者PIC
まる子
#頑張り過ぎない介護 101

「施設はない」という夫の意見は変わらず。わかっていたけれど、結局何も変わりません……。

#頑張り過ぎない介護 101

ケアマネさんに後光が射しているように見えるのは、私だけ……?

精神的にも肉体的にも限界に近づいてきたタイミングで、ケアマネジャーさんが話を聞きに来てくれました。ケアマネさんは、先輩にも今の状況を相談してくれたようで、義母には介護老人保健施設へ入ってもらい、私と離れたほうがいいと提案してくれました。施設の入所は、夫が難色を示していると以前から伝えていましたが「いずれ自宅で生活することを目的として過ごす施設」であれば、前向きに検討してもらえるのでは? と言われました。

そして、そのままケアマネさんと一緒に義母のもとへ。ケアマネさんは、施設のパンフレットを見せながら義母と話してくれましたが、案の定義母は「こんな状態では施設の皆さんにご迷惑をおかけするから」と、ちっとも行く気はない様子でした。とりあえず、パンフレットを預かって夫にも報告することに。いろいろ私のことを考えて提案してくれて、やはりケアマネさんはとても心強い存在だと実感しました。

その夜、仕事から帰った夫にケアマネさんから渡されたパンフレットを見せながら、提案されたことを説明しましたが……。やはり「施設には行かせない」という夫の考えが変わることはなく、一刻も早く義母と離れたいと思っている私の気持ちはくみ取られないまま。きっと……どうせ……何も変わらないのです。

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ケアマネさんは、まる子さんのことはもちろん、義母の体のことも考えて施設に入る提案をしてくれたのだと思いますが、夫に理解してもらえず残念でした……。それでも、このつらい状況の中、自分に寄り添って意見をしてくれる人がいると実感できたのはよかったですね。介護する人の負担、介護される人の気持ち、家族の意見……何を優先して決めればいいのか、正解がないからこそ難しいですね。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

頑張り過ぎない介護

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