目の前にあるのが「保険証」だよ!紛失騒動からあっさり見つかった母の探し物 #母の認知症介護日記 101

目の前にあるのが「保険証」だよ!紛失騒動からあっさり見つかった母の探し物 #母の認知症介護日記 101
連載タイトルPIC

アルツハイマー型認知症になった実母のことやアラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるマンガ連載。

著者PIC
ワフウフ
#母の認知症介護日記 101

あーちゃんの手元にある保険証が、再発行したものかどうかわからないため、次回の通院時に確認しようと姉と話し合いました。

あーちゃんは、なぜかポイントカードにこだわっていて、すぐに作ってはなくし、そして再発行します。しかし、なくしたと思ったカードが出てくることもあり、どれが使えるカードなのかわからず何枚も財布に入っていることも。そして、「ポイントを貯めるとお得」と漠然と思っているだけで、使い方はよくわかっていません。そこで、いろいろな話が混ざってややこしくなるので、今後はカードを作らないよう姉が言いました。その場では納得していましたが、すぐに忘れるだろうなぁ……。

先日、実印が必要だと言い始めていろいろと話しているうちに、あーちゃんが保険証をなくして再発行手続きをしていたことが判明しました。一応、まだ手続き中のようですが、病院のときには保険証を持って来ていて、それが再発行されたものなのかどうかがわかりません。そこで、姉があーちゃんに電話をかけて、家の中を探すように言ったところ、あっさり発見。あーちゃんは現在77歳で後期高齢者になるので、保険証の正式名称が「後期高齢者医療被保険者証」となります。それが「保険証」と同じだということを、あーちゃんは認識できなかったようです。

普段あまり使わないものではなく、しょっちゅう使うものでも、こうして急にわからなくなるのはなぜだろうと不思議に思ってしまいますが、それが認知症ということなのでしょう。姉と話し合い、とりあえず保険証は見つかったので、次に病院へ行ったときにそれが再発行手続き後のものかどうか、実際に見てから考えようという話になりました。

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ポイントの使い方はわからないけれど、なんとなく貯めているとお得に感じるというのは、よくわかります。ただ、同じカードが何枚も財布に入っていると、ややこしいですよね。そして、保険証の正式名称については、認知症とは関係なく混乱する人もいると思うので、どこかに「保険証」と記載してくれるとありがたいですね。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

母の認知症介護日記

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