アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。
実印が必要だと言って聞かない母・あーちゃんに、姉・なーにゃんが通院の付き添いのついでに、なぜ実印が必要なのか理由を聞いてくれました。すると、あーちゃんから返って来た答えは、まさかの「何もないわよ」。しかし、バッグの中から何やら手続きの方法が書かれたメモを発見したなーにゃん。「再発行」や「保険証」という文字も読み取れるそのメモは、電子マネーがチャージされたカードを再発行する手続きについて書かれています。おそらく話の発端はこの手続きについてだと思われますが、実印については一切触れておらず、真相はわからぬままとなりました。
現実的にはそろそろ…
あーちゃんは、なぜかポイントカードには強いこだわりがあるように見えます。すぐに作ってはなくし、そして再発行する……を繰り返していますが、なくしたと思っていたカードが出てくることもあるので、どれが使えるカードなのかわからずに、同じカードが何枚も財布に入っていることも……。保険証も、手元にはあるのに再発行手続き中というメモが残されていて、病院で提示したものが再発行後のものかどうかもわからず、ワフウフさん姉妹も状況を整理するのに必死です。
あーちゃんの病院の付き添いをしていた姉は、看護師さんから声をかけられました。
ちなみに、インスリン注射が毎週になってからもう1年半もたつのに、この日もまたこんな発言をしていました……。
ひとりで座っているときは、認知症特有の「無」の表情を浮かべていることもあります。