「実印が必要モード」に突入!?11日間、母から同じ内容の電話が続いて #母の認知症介護日記 104

「実印が必要モード」に突入!?11日間、母から同じ内容の電話が続いて #母の認知症介護日記 104
連載タイトルPIC

アルツハイマー型認知症になった実母のことやアラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるマンガ連載。

著者PIC
ワフウフ
#母の認知症介護日記 104

そして検査の日。あーちゃんはちゃんと尿を持って来ていました。

あーちゃん、ドヤ顔です。

#母の認知症介護日記 104

……え。じゃあ昨日の電話は何だった!?

区役所に問い合わせたことで、実印騒ぎも終わりを迎えたと思っていたのですが……。またあーちゃんから電話がかかってきて「健康診断証のことで実印がいるんだけど……」と言われました。一体いつまで繰り返すつもり!? と必死にイライラを抑え、やさしくゆっくりとこれまでの経緯を説明し直しました。すると、あーちゃんも理解できたようで通話は終了。……しかし、3時間ほどしてまた同じ内容で着信が!

おそらく、何度説明をして納得させても、きっとあーちゃんのスイッチが切れるまでは「実印が必要モード」は解除されないだろうと思い、諦めました。結局、この「実印が必要なんだけど」という電話は11日間も続きました……。

こんな状態で、年に一度の検査の日がやってきました。朝一番の検尿が必要なので、今のあーちゃんにとってはなかなかハードルが高いです。案の定、検査の前日に尿検査の容器がないと言いだしました。探してみるように言っても「ない」の一点張り。仕方がないので、なければ尿検査は別の日にしてもらえばいいと言って電話を切りましたが、当日あーちゃんはしれっと尿を持って来ていました。ドヤ顔で……。

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結局、何事もなかったかのように尿検査もクリアできてひと安心ですが、できていたことが突然できなくなるのが病気の恐ろしいところですよね。離れて暮らしていればなおさら、日々の状態を細かく見るのは難しいところ。今後のことを家族で話し合う必要が出てきそうです。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

母の認知症介護日記

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