「30代で経験した親の介護」過酷な介護生活の中で見出した小さな幸せとは【体験談】

「30代で経験した親の介護」過酷な介護生活の中で見出した小さな幸せとは【体験談】
親の介護が過酷のイメージ

私にとって介護とは、愛する人のためにおこなう大切な仕事ですが、それは同時に心身ともに大きな負担を伴うこともあります。30代の私が70代の父を介護する中で、日々直面する困難や、その中で見出す小さな喜びについてお話しします。 

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時間の管理について

介護の最大の難しさは、時間の管理でした。父の日常の頼みに応えるためには、仕事とのバランスを取りながら、細かくスケジュールを立てる必要があります。また、父の健康状態に応じて、その都度スケジュールを調整する柔軟性も求められます。

精神的な負担もある

次に、精神的な負担についてです。父が自分でできなくなったことを受け入れるのは、父にとっても私にとっても容易ではありません。時には、父のフラストレーションが私に向けられることもあります。そんなとき、私は深呼吸をして父の立場で物事を考えるようにしています。

愛する人との大切な時間

しかし、介護の中には予期せぬ喜びもあります。例えば、父が昔話をしてくれるとき、私たちは過去の美しい思い出に浸ることができます。また、父が小さな進歩を遂げたときには、それがどんなに小さなことであっても、私たちにとっては大きな喜びです。介護は決して容易な道のりではありませんが、それは同時に、愛する人との絆を深める貴重な時間でもあります。

まとめ

時間管理の難しさや精神的な負担を感じつつも、父との絆を深める小さな喜びを見出しています。父の日常生活のサポートには、仕事とのバランスを考慮した細かなスケジュール調整が必要であり、父の健康状態の変化に柔軟に対応することが求められます。精神的な負担は避けられないものの、父の昔話に耳を傾けたり、小さな進歩を共に喜んだりすることで、介護の中にも幸せを見出すことができると感じています。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

著者:小島裕也/30代男性・会社員

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年8月)

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