薬が大量に…仕分けたそばからぐちゃぐちゃにする母の無限ループが止まらない #母の認知症介護日記 123

薬が大量に…仕分けたそばからぐちゃぐちゃにする母の無限ループが止まらない #母の認知症介護日記 123
連載タイトルPIC

アルツハイマー型認知症になった実母のことやアラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるマンガ連載。

著者PIC
ワフウフ
#母の認知症介護日記 123

またーーー!!!!

#母の認知症介護日記 123

無限ループに突入です……。

あーちゃんの認知症は、認知症の専門病院で診てもらうことにしましたが、持病の糖尿病は、これまでと同じかかりつけの先生に診てもらっています。そのため、違う病院からいろいろな薬をもらっている状態に。服薬の時間も、これまで朝晩と就寝前だけでしたが、昼も追加になりました。そのまま薬を渡しても、あーちゃんは自己管理できそうにないので、日ごとに分けてホチキスで留めてから、服薬の時間ごとにジッパー付きの袋に入れることに決定。早速作業を始めます。

私たち姉妹も見慣れない薬があるので、薬局でもらった薬の説明書きを見て頭を悩ませながらの仕分けです。自分の薬のことだからなのか、あーちゃんはこちらの様子が気になるようで、せっかく仕分けた薬に手を出してぐちゃぐちゃに……。怒りを抑え、あとで説明するから触らないで待っていてと言うと「そうねそうね!」と返事はしますが、数秒後には「これが朝の分? え? 昼も飲むことになったの?」と再びぐちゃぐちゃに……。

さらに、薬局からもらった薬の袋を見て「私、薬が増えたの?」という質問を数分おきにしてきます。不安なのかと思い、私がちゃんと答えて安心させてあげようとしますが「これが朝の分? 昼も飲むことになったの?」と、仕分けた山に手を入れてしまい……結局、これの無限ループです。なんとかお薬セットを完成させたころには、相当な時間が経過していました。これから、このセット作りを毎月やると思うとゾッとしてしまいます。

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本人に悪気がないのはわかっていますが、手間と時間をかけてしたことを台なしにされると悲しいですね。でも、認知症が進行していくと薬の種類や数も変わっていくと思うので、今よりもっと仕分けが大変になるでしょう。今のうちから、どうすれば簡単に管理ができるようになるのか、先のことも考えておくといいかもしれません。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

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