アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。
母・あーちゃんが新たに通うことになった認知症の専門病院では、先生から生活で改善すべき点についても話をされました。食事や運動だけではなく、家中の黒カビの除去や歯周病の治療など、思いがけないところまで指摘されて、ワフウフさんはビックリ。中でも、糖尿病の持病を持つあーちゃんは、食事管理がかなり重要。先生からも、甘いものは控えるように強く言われて診察を終えました。しかし、病院の帰り道。注意をされたばかりだというのに「甘いものが食べたいわねぇ」と言いだすあーちゃんを見て、ワフウフさん姉妹はこれからのことが心配でたまりません……。
大丈夫だよね…?
認知症の専門病院に通うことになり、薬の種類が増え、今まで朝晩と就寝前だった服薬の時間も、昼が追加されてより複雑になりました。そのまま薬を渡しても、今のあーちゃんの状態では自己管理が難しいと判断したワフウフさん姉妹は、薬の仕分けをしてジッパー付きの袋に入れていくことに。しかし、一生懸命仕分けている最中だというのに「これが朝の分? え? 昼も飲むことになったの?」と質問しながら、仕分け済みの薬をぐちゃぐちゃにしてしまいます。触らないで待つように言っても、返事だけは立派なだけで、数秒後には同じことの繰り返し。これを毎月やるかと思うと、気が重くなります。
薬の仕分け中、あーちゃんがお手洗いに行くと言うので、とくに気にも留めずに送り出しました。
しばらくすると、静かな店内にガタガタという音が響き渡り……。
嫌な予感がして駆け付けると……。