「私、そんなに食べている?」ハイペースで飴を消費している自覚のない母 #母の認知症介護日記 126

「私、そんなに食べている?」ハイペースで飴を消費している自覚のない母 #母の認知症介護日記 126
連載タイトルPIC

アルツハイマー型認知症になった実母のことやアラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるマンガ連載。

著者PIC
ワフウフ
#母の認知症介護日記 126

あーちゃんは飴を噛みながらぼりぼり食べるので、飴はあっという間になくなります。これで節制しているつもりなの……!?

本人にあまり自覚はないようですが、あーちゃんはいつも派手な服を着ています。それに加えて、だいぶ前から同じ服ばかり着るようになっているので、ご近所さんや習い事で顔なじみになった人に服装について突っ込まれることもあるようです。本人はかなりご立腹でそのエピソードを話してくれるのですが、一体いつの話をしているのか聞いても「ちょっと前よ!」と言うだけで、よくわからず……。さらに「昔ヨガをやっていたときに……」と、身に覚えのない話まで出てきて、もしかするとその話自体が被害妄想なのでは? と思ってしまいました。

おばあちゃんの必需品といえば「飴ちゃん」。あーちゃんも、常に持ち歩いています。もともとは「低血糖を起こしたら大変だから」という理由で持っていたのですが、今では完全にその役割は「甘味用非常食」となっています……。本人は1日1個しか食べていないと言い張りますが、ボリボリガリガリ噛んで次々に食べる姿を見ると、その言葉は信じられません。カバンの中から見つけたレシートも、ハイペースな消費を裏付けています。

あーちゃんは無意識に飴を食べているのかもしれませんが、砂糖の塊のようなものなので、糖尿病を持っているあーちゃんが大量に食べるのはよくありません。姉・なーにゃんが厳しく叱ってくれますが、あーちゃんは「いつも昼食後にビスケット2枚だけしか食べていない」と節制しているアピールを続けるだけ。私たちは、言い訳が聞きたいわけではないのですが……。

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甘い物は節制していると言い切られると、どうしてもそれを信じたい気持ちになってしまうと思うので、レシートチェックは大事ですね。ただ叱るほうもラクではないので、自覚がないあーちゃんに対して、どこまで強く言えばいいのかは悩ましいところですね……。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

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