
父を部屋に入れて、一緒に通帳を探したと平然と言うあーちゃん。

思わず声を荒らげてしまった私。

認知症のせいだとわかっていても、さすがに今までのいざこざを見てきているので、怒りの感情が湧き上がってしまいます……。
ウィッグを買いに行った翌日。近いうちにあーちゃんの家に行き、薬の残り具合や部屋の状態、こっそり食べているお菓子などをチェックをしようと思っていた私は、折り合いの悪い父と顔を合わせないよう、あーちゃんに父の在宅予定を確認するために電話をしました。
電話口で、あーちゃんは通帳がないと心配そうな声で言ってきましたが、私がそれを把握していて探しに行くと言うと安心したようでした。しかし、その流れで「父と」部屋を探したことが判明。今なんと言いました……!? 私は耳を疑いました。父は昔からお金に汚くて、あーちゃんの財産を奪おうとしている人。そんな父を部屋に入れたなんて……。
私は思わず電話口で声を荒らげてしまい、部屋へ入れて通帳が見つかったら取られちゃうと言うと、あーちゃんはタジタジ……。病気のせいだとわかってはいますが、あれだけ抱いていた負の感情をすっかり忘れてしまっていると思うと、モヤモヤが止まりません。
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認知症になる前は、父・たんたんのことをとても用心していたはずのあーちゃんですが、認知症の症状が進行していくにつれて、過去のいざこざも忘れてしまったようですね……。誰かへの負の感情は持たないほうがいいとはわかっていながらも、ずっと近くで見てきたワフウフさんとしては、複雑な気持ちになってしまいますね。
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