アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。
母・あーちゃんが認知症になる前、父・たんたんには「一銭も渡したくない」と言っていました。なぜなら、父は常にあーちゃんの財産を横取りしようと狙っていて、とにかくお金に汚かったからです。しかし、認知症ですべて忘れてしまったようで、父と一緒に銀行関係のあらゆる手続きに回っているという衝撃的な事態に……。病気のせいとはいえ、その行動にワフウフさんはひどく失望してしまいます。それでも、実際にあーちゃんの顔を見ると哀れだと思えてくるので、とても複雑な気持ちです……。放っておきたいと思っていても、さすがに今の状態で手を引くのは無理だと感じています。
いろいろとヤバそうな予感
あーちゃんは毎月、糖尿病の検査を受けているのですが、ここのところ、こっそり甘いものを食べているせいか、その数値は悪化が続いています。そんな状態でも、先生は同じことを繰り返し言うだけで、ワフウフさんはモヤモヤ……。思い切って、甘いものを隠れて食べていることを先生に訴えても「やめてくださいね」と言って終わり。そんな声掛けでやめてくれるなら、誰も苦労はしていないはずです。
この状態でなぜその発言ができるのか……。あーちゃん、相変わらず絶不調です。
あーちゃんは、認知症の病院を足(パーキンソン病)の診察をする病院だと思っているので、予定を確認するときは「足の病院」としています。予定は紙やスケジュール帳に書いてあげているのですが……。
翌日に控えた認知症の病院の待ち合わせを、聞いていないと言いだしました。