途中、あーちゃんから連絡が入ったので、家で待つように言いました。
すると、しばらくして父からも連絡が。あーちゃんのときと同様に、家で待っててと姉が言ったのですが……。
なんで銀行にいるの!? これって、どう考えても通帳の再発行をしようとしているよね……??
先生から、施設に入れてでもあーちゃんと父を離したほうがいいと言われたと、姉にすぐ報告。もちろん姉も驚いていましたが、近いうちに地域包括センターに相談予約を入れていたので、そのときに施設についても聞いてみようということになりました。……が、その前に父があからさまにあーちゃんの預金を狙って動き出してしまったため、後見人の申し立てをしようかということになり、予備知識を入れるために成年後見制度の相談センターへ。
相談員は60代くらいの女性。私たち姉妹の疑問にいろいろと答えてくれましたが、結局わかったのは、法律上は配偶者の権利が強く、あーちゃんから通帳を預かるときに書いてもらった「預金の管理を娘たちに頼みたい」という一筆にも、公的な効力は何もないこと。父との話し合いで、あーちゃんから一筆もらっていることを主張するつもりだった私たちは、見事に出鼻をくじかれました。
父に対抗するためには後見人の申し立てをしておいたほうがよさそうなので、姉と一緒に家庭裁判所へ行って提出書類をもらうことにしました。しかし、その間にも父は、この前とは違う銀行の通帳を再発行しようとして動いているようです。あーちゃんの財産、ちゃんと守ってあげないと……!
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あーちゃんの認知症が進行するにつれて、周りの状況も変わってきましたね。施設についてどうするのかを考える一方で、不穏な動きをする父にどう対抗するのか……。相談できる窓口はいろいろとあるので、うまく活用して専門家のアドバイスを受けながら、良い方向へ向かってほしいです。
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