アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。
山積みになっていた手続き関連の用事を済ませ、いろいろなチェックをするため、急いで母・あーちゃんの家へと向かったワフウフさん姉妹。折り合いの悪い父と顔を合わせると思うと気が重いですが、そんなことも言っていられません。そして、久しぶりに家のチェックがスタート。予想通り持病の糖尿病の薬や認知症の薬の数が合いません……。あーちゃんに聞くと、就寝前の薬は枕元に置いてあるというので、そちらも確認しようと2階の部屋へ向かったところで、父が登場します。ワフウフさん姉妹は、数年ぶりに父とまともに会話を交わしますが、父はあいさつもそこそこに通帳の心配をする発言を繰り返し、イライラしてしまうのでした。
やはり父は通帳に夢中だった…
あーちゃんが枕元に置いたと言う薬を探すため、あーちゃんの部屋に移動したワフウフさん姉妹。すると、父が当たり前のようについてきて、2人が探し物をしているのをじっと見ています。それはまるで、通帳を見つけた瞬間を見逃さないと言わんばかり。しかし、結局探していたウィッグと通帳は見つからず……。ウィッグが見つからないことで、あーちゃんはダンスに通う気持ちがなくなってしまい、長年続けてきたダンスをついにやめることになりました。
父と話すのは、まさに闘いのようなもの……。
実は先日、レントゲン検査で肺に影のようなものがうつっていることがわかり、あーちゃんは違う病院でCT検査を受けることになっていました。そのとき、なくしてはいけないからと、診察券を預かったのですが……。
健康保険証と病院のカードで本人確認をして、通帳の再発行をするつもだった父の計画は頓挫してしまいました。