ちなみに、父の行動については弁護士さんも苦笑いするほどでした……。
あーちゃんは今、認知症の病院と糖尿病の病院に通っていますが、薬は管理がしやすいように薬局で一包化してもらっています。しかし、2つの病院の通院周期が違うことや、場所が離れているため、なんとも不便……。あーちゃん自身は、この大移動の意味をいまだに理解しておらず、毎回説明するのもひと苦労……。
さらに最近はいろいろな場所に相談しに行くことも増え、まとめて予定をこなそうとすると大忙しです。あーちゃんの預金を父から守るための方法探しも続けていて、弁護士さんにも話を聞いてもらいました。使えそうな制度はあるものの、それを利用するのが今ではない気がして、姉妹で何か良い案がないかを話していたところ、1つのアイデアが浮かびました。
そのアイデアとは「預金をなくせばいいのでは?」ということ。預金の一部だけを残して、あとは現金化してしまって父の目から見えなくするのはどうだろう? と思ったのですが、そんなことを考えているうちに、父はどんどん悪質になっていき、暴走してしまわないよう祈るばかりです。
--------------
それぞれが別の場所に住んでいると、通院の付き添いだけでも大きな負担ですよね。どうせ出掛けるなら他の予定もついでに……と思う気持ちもよくわかります。でも、闇雲に動いているのではなく、専門家の話も聞きながら動いているので、決して無駄足ではないはず。今大変な思いをする分、安心して生活できる環境が早く整うことを期待したいです。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。