アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。
母・あーちゃんは今、認知症と糖尿病の病院に通院中。薬は、管理がしやすいように同じ薬局で一包化してもらっているのですが、2つの病院の通院周期が異なることや、それぞれの場所が離れているため、ワフウフさん姉妹はとても不便な思いをしています。しかし、あーちゃん自身はそれが理解できず、毎回大移動をするたびに説明するのもひと苦労……。そんな中、ワフウフさん姉妹は引き続きあーちゃんの預金を守る方法を探しています。あちこちに出向いて相談しており、忙しい日々を過ごしています。
姉、怒り心頭…!
この日のワフウフさん姉妹も、あちこち移動して大忙し。いくつもの予定を終え、あとは1日分ずつセットした薬をあーちゃんに渡すだけ……だったのですが、またもやあーちゃんとの待ち合わせがうまくいかず、待ちぼうけ……。このところ、本当に待ち合わせがうまくいかないことが増えてきています。それから1週間後。ついに介護認定の日がやってきました。認定員さんからの質問に答える形でおこないますが、在宅しているはずの父は、耳が遠いからかそんなことがおこなわれているとは気付いていない様子です。認定員さんの前でやさしい夫を演じられても腹が立つので、それはそれでいいとワフウフさんは思っていました。
介護認定が終わり、私たちは姉妹で認定員さんと再度合流し、あーちゃんの本当の状況や父との関係についていろいろと伝えました。
認定員さんは、父のことに関してかなり消極的な印象で、話は聞いてくれたものの用意していた資料も受け取ってもらえませんでした。しかし、今後の手続きについては、私たち娘のどちらかに届くように変更するための用紙をくれました。
しかし、その用紙は被介護者に同居人がいる場合、同居人の同意の署名が必要となっていて……。同居の配偶者の権利が本当に強いということを目の当たりにしました。