またもや待ち合わせに現れない母。心配して電話をかけ続けた姉が知った真相は #母の認知症介護日記 154

またもや待ち合わせに現れない母。心配して電話をかけ続けた姉が知った真相は #母の認知症介護日記 154
連載タイトルPIC

アルツハイマー型認知症になった実母のことやアラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるマンガ連載。

著者PIC
ワフウフ
#母の認知症介護日記 154

それを知って、わざとすっぽかすように仕向けているなら……最低です!!

介護認定のあと、認定員さんと待ち合わせをして、姉と一緒にあーちゃんの本当の状態とともに父との関係や父にされて困っていることも伝えました。認定員さんの反応はよくありませんでしたが、介護に関わる手続きの手紙を私たちどちらかの家に届くように変更できる手続きの用紙をくれました。しかし、そこには同居人がいる場合は同居人の署名がないと手続きが取れないと書いてあり、同居の配偶者の権利が本当に強いことを再確認したのでした……。

その翌日。この日は父が勝手に再発行の手続きをしてしまった、あーちゃんのマイナンバーカードを受け取りに行く日。父は、マイナンバーカードがいつでき上がるのかを聞いた姉に「一緒に受け取りに行きたいなら、来てもいいよ」と言ってきました。なぜこんな発言をしてきたのかは謎ですが、私は仕事で行けなかったためやむを得ず姉に行ってもらうことにしました。

父は午前中に予定があるというので、午後に区役所で合流することにして、あーちゃんとはその前にランチをしてから一緒に区役所へ行こうと約束。しかし、約束の時間になってもあーちゃんが待ち合わせ場所に現れず……。姉は20分間電話をかけ続け、やっとつながったと思ったら……なんとあーちゃんは父とランチ中とのこと。父に誘われて午前中の用事に同行し、そのままランチをしていたみたいです。これには姉、怒り心頭。父は日常的に、あーちゃんのバッグの中身を確認するようになっていたので、待ち合わせとランチの予定を書いていたメモを見ているはず。それであーちゃんに約束をすっぽかすように仕向けていたのなら……本当に最低です!!

--------------

父への嫌悪感が薄れている今、あーちゃんが誘われるがままにランチに行ってしまうのは仕方がないことだと思いますが、父が事情を知っていてそう仕向けているなら話は変わってきますよね。もっとも強い権利を持つ配偶者が、あーちゃんの生活を脅かす存在だというのは、本当に心配ですね。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

★このマンガをまとめて読む

★関連記事:義母「こんな台風でデイケアに!?」台風が去っているのにお休みの意思は固く #頑張り過ぎない介護 160

★関連記事:義母「痛い!」もう限界…要介護1の義母を支える私が知った意外な解決策。専門医のひと言が転機に【体験談】

母の認知症介護日記

マンガ・体験談の最新記事