あくまでも、自分があーちゃんの面倒を見ているという主張を変えませんでした。
さすがに黙っていられなくなり、姉が父に反論。
すると、支離滅裂な主張を続ける父……。
姉が冷静にそう答えると、父は何も言い返せなくなりました。しかし、書類の宛先を私たちに変更することについては断固拒否。これは今後、厄介なことになりそうです……。
悪気はないとはいえ、あーちゃんにランチをすっぽかされて気分が悪い姉でしたが、なんとか怒りを鎮めて区役所へ向かってくれました。父は合流するなり、あーちゃんの病院の診察券を奪おうとしてきたものの、姉が抵抗。数分の押し問答が続きましたが、なんとか父の手には渡らずに済みました。しかし、その後窓口に行ったところで父があーちゃんの健康保険証を持っていることが判明。姉がその場で機転を利かせてひと芝居うってくれたおかげで、なんとか取り戻すことができました。同じことをされたら困ると思ったのか、再発行されたマイナンバーカードも無事にあーちゃんの手に渡りました。
これにて手続きは終了……と思いきや、帰り際に1枚の紙を出してきた父。それは区役所からの「介護認定を受けた方へ」という手紙で、認定結果が出る時期の目安や今後の予定が書いてありました。そこで、姉が介護認定を受けたことや薬の管理サービスを利用したいことを伝え、介護関係は私たち娘がやるので、書類の送付先を変更することに同意してほしいとお願いしたのですが……。
案の定「どうして僕に報告しない!?」と、父は激怒。娘たちがいろいろと仕切ることが気に入らないようで、週に6日は自分が面倒を見ていると主張してきました。しかし、父の言うことが支離滅裂だったため、姉が冷静に反論すると何も言えなくなってしまったよう……。ただ、書類の宛先を娘たちの家にすることは断固として拒否したので、今後介護サービスを利用したくても、邪魔をしてくるに違いありません。まだまだ、頭を悩ます事態は続きそうです。
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健康保険証もマイナンバーカードも、なんとかあーちゃんの手元に渡ってよかったですが、父の態度を見ていると、今後もひと悶着ありそうで不安ですね……。こんな状態でも認知症はどんどん進行していくのが、余計につらいですよね。
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