半泣きでパニックになる母をなだめるも…「お財布がない!」のエンドレスに #母の認知症介護日記 170

半泣きでパニックになる母をなだめるも…「お財布がない!」のエンドレスに #母の認知症介護日記 170
連載タイトルPIC

アルツハイマー型認知症になった実母のことやアラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるマンガ連載。

著者PIC
ワフウフ

アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。

何度説得しても父と出かけようとする母・あーちゃんにイラッとしてしまい、認知症のせいだとわかっていながらも、つい冷たい言葉を投げかけてしまったワフウフさん。その言葉を聞いたあーちゃんは、「そんな言い方しないでよ。私、板挟みになっているのに」と悲しそうに言いますが、自分たちのほうが父とあーちゃんとの間で板挟みになっていると思っているワフウフさんは、納得がいかずにまた強い口調で言い返してしまいました。そのせいか、しばらくして「今度こそ父からの誘いを断った」と、あーちゃんが電話で報告をしてきたのですが、それからすぐ「断りたいのに父がいない」と言いだし、話が見えずワフウフさんは困惑……。結局、一緒に出かけたのかどうかはわからず、ワフウフさんは姉・なーにゃんとあれこれ考えることしかできませんでした。

★前の話

落ち着いたならよかった…

父は、少し前からあーちゃんに「娘たちは金目当てだから信用しないほうがいい」と言い、病院の付き添いも自分がやるから、娘たちは断るようにあーちゃんに迫っている様子。判断ができなくなっているあーちゃんは、その言葉だけで大混乱……。ワフウフさん姉妹は、あーちゃんの状態を把握するためにも、病院には必ず行くと伝えました。しかし、すぐにあーちゃんから「お金がかかるから注射は行かなくていい」と父に言われてしまったと報告があり、ワフウフさんは驚がく。さらに、あーちゃんが保険証や診察券が入ったお財布が見つからないと言いだし、大混乱……。ワフウフさんは、まさか父が実力行使で通院を阻止しようとしている!? と勘繰ってしまったのでした。

#母の認知症介護日記 170

お財布がないことに気付いたあーちゃんは、落ち着いてと言っても聞く耳を持たず……。半泣きでパニック状態になっているのが電話口からも伝わってきます。

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とりえあえず、パスケースに入れてある高齢者無料パスを使えば、バスには無料で乗れるはず。それで病院に来てくれれば、後はなんとかすると言うと、やっと納得した様子。

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でも、短期記憶が怪しい状態なので、何度もお財布がないことに気付いて、そのたびに驚いていました……。

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