
父は、あーちゃんが私たち娘と出かけると、いろいろと質問してくるようです。

あーちゃんを心配しての発言ではなく、単純にお金の動きが気になるだけのようで……。ただひたすら面倒くさいです。
お財布をなくし、保険証や診察券もないまま病院へやって来たあーちゃん。しかし、保険証用のケースの中になぜか現金が3万円ほど入っています。このお金はどうしたのかとあーちゃんに聞くと「自分で下ろしてきた」とドヤ顔をしますが、通帳もカードも私が預かっているのでそれはあり得ません……。それを伝えると「じゃあどうしたのかしら?」と言うだけで、結局真相は闇の中です。
そして、お財布をなくしたことに気付いたときには、パニックで泣き出さんばかりになっていたあーちゃんですが、病院に到着してからはお財布を持っていないことを常に忘れていて、私がお会計をしようとすると「私が出すわよ!」とバッグからお財布を出そうとし、そこでお財布がないことに気付いてビックリ……! という流れを何度も繰り返していました。
あーちゃんは、基本的に子どもにはお金を出させたくない人なので、お会計のたびに払ってくれようとするのですが、その姿がなんともいじらしく思えます。しかし父はというと、私たち娘に会っているときのお会計を誰がしたのかしか興味がないようで、あーちゃんが払えば「あーちゃんにたかっている」となり、娘たちが払ったと言えば「あーちゃんのお金を使い込んでいる」となるだけで、正直かなり面倒です。
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お財布をなくしたことは忘れているのに、子どもと一緒にいるときは自分が払ってあげたいという気持ちを忘れていないのは不思議なものですね。でも、お財布をなくしたことを忘れたことで、外でパニック状態にならなかったのは不幸中の幸いだったのかもしれません。保険証ケースにあった3万円がどこからやってきたのかは謎ですが、ひとまず病院にちゃんとやって来て予定を消化できたので、結果オーライですね。
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