「事情はわかりました!」と言ってくれていたはずが、まさかの事態でガッカリ #母の認知症介護日記 179

「事情はわかりました!」と言ってくれていたはずが、まさかの事態でガッカリ #母の認知症介護日記 179
連載タイトルPIC

アルツハイマー型認知症になった実母のことやアラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるマンガ連載。

著者PIC
ワフウフ
母の認知症介護日記/ワフウフ

糖尿病は数値である程度の状態が把握できるとはいえ、このまま任せていて大丈夫なのか不安になってきました……。

父は、数年ぶりに顔を合わせたときから、あーちゃんの認知症の状態を知りたがっていました。私たち姉妹が、あーちゃんは認知症の診断を受けていることやMRIも撮っていること、そして認知症テストの点数などを説明しても「僕は先生から医学的な話を聞きたいんだ!」と言って、聞く耳を持ちません。父も素人なので、先生からの説明も私たちが聞いているものと同じになると思うのですが……。

ちなみに今日あーちゃんを連れてきたのは、ずっと糖尿病を診てもらっている病院。しかし、父はひたすら先生に認知症のことばかり聞いていました。先生には、あーちゃんの認知症は専門医に診てもらうことにしたと伝えていて、カルテにもそう書かれているはずなのですが、先生はカルテを見ながら、さも自分が治療しているかのように父の質問に答えていて、私たち姉妹は驚きを隠せませんでした。

なんと、先生は介護認定の診断書も自分が書いたと言いだしたので、さすがにスルーできなくなった私たち姉妹は、診断書は専門医に書いてもらったと口を挟みました。……が、父も先生も、なんだか状況を理解できていない様子です。つい先日、先生に父のことを相談したとき「事情はわかりました!」って言ってくれていたのに……!? あまりにもダメダメになってしまった先生を見て、果たして糖尿病の治療をこのまま任せていいのか、不安になってきました……。

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相談してから時間がたっているなら仕方ないと思えますが、つい先日相談したばかりだというのに、まったく頼りにならなかったのはガッカリしてしまいますね……。あーちゃんの状態を考えると、環境を変えるのは勇気が必要かもしれませんが、持病の治療はこれからも長く続くことなので、信頼関係を築けない医師に任せられないと思うのはごく自然なこと。皆さんなら、こんなときどうしますか?

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

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