
しかしながら、老人ホームとは違い、自立して生活することが前提なので、頼まないとフォローはしてもらえません。

新しいことを覚えられなくなっているあーちゃんにとって、フォローがないというのは生活にも支障が出そうです。

数年前のあーちゃんにはピッタリですが、今のあーちゃんの状態では、フォローが足りない……と感じてしまいました。
あーちゃんのことを地域包括支援センターや区役所に相談したものの、何の進展もなく、もどかしい気持ちを抱いていた私は、人権擁護関連のネット相談も利用していました。しかし、ちゃんと事情は説明していたのに、届いた返事は地域包括支援センターへの相談を促す内容でした……。一生懸命訴えかけても何もしてもらえず、ガッカリです。
そんな中、2つ目となるサービス付き高齢者向け住宅の見学の日がやってきました。姉の家から徒歩圏内だったAホームとは違い、こちらは姉の家の最寄り駅から3~4駅。でも、駅からは徒歩すぐです。建物も施設内もとても新しく、個室には小ぶりなキッチンもあり、料理ができると言い張るあーちゃんも喜びそうです。
ただ、ここはあくまでも自分で生活することが前提で、スタッフのフォローも、お願いしないと受けられません。今のあーちゃんの状態を考えると、心配です……。施設の責任者いわく、あーちゃんよりも症状が重い居住者さんもいるとのことでしたが、見学しているときには誰ひとり見かけなかったので、実際のところ、どのような方が多いのか確認できませんでした。
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あーちゃんにとって最善の選択をしたいと一生懸命動いているからこそ、思ったように結果につながらないと落胆してしまいますよね。でも、そこで諦めるのではなく自分で動くという決断をしたことで、あーちゃんの施設入居もどんどん現実的になってきました。このままスムーズに施設が決まるといいですね。
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